石油類の採取機、関連製品の設計、製造をおこなう会社です。
企業銘柄コードは、0568.HK
主たる上場取引所は、香港メインボード(H株)
会社名は英語が、 Shandong Molong Petroleum Machinery Co. Ltd.
同じく中国語名が、山東墨龍石油機械股分有限公司
同じく日本語名が、シャンドン・モーロン
同じく略式名が、山東墨龍
取引銀行は、Agricultural Bank of China, Bank of China, China Citic Bank
監査法人は、Ernst & Young
本社は、中国本土です。
会社サイトのURLは、http://www.molonggroup.com/
決算期は、12月末です。
最低購入株数(単元株数)は、4,000株で、
最低購入必要額は、最低で4,600香港ドル必要です。(08年3月17日現在)
時価総額は、745百万香港ドルで、
配当利回りは、1.54%
最新の株価収益倍率(PER)は、20.131倍です。
中国のポータルサイトである中国株情報局の検索ランキングで上位にきているので分析しました。
これからざっくり過去業績分析をしていきます。このコンテンツは、グラフを多く使います。
ざっくり分析の目的は、企業に稼げる能力があるかどうかを見抜くために、
過去の業績を点ではなく、流れで見ていくことで、調べるポイントがどこなのか紹介するためです。
儲かる銘柄を紹介しているわけではないので、注意してくださいね。株価が高い銘柄も紹介していきますので。
業績の流れをみるには、グラフでみるのが一番です。業績の流れを見ることで、この会社が成長しているのか、成長しなくなっているのか、財務の状況が健全なのか、そうでないのかがわかるようになりますよ。
中国株は、日本株に比べて我々、日本人がわかる情報はすくないので、情報が少ない分、業績データをしっかりみて投資判断するために詳細分析するに値する銘柄かどうかみていきましょう。
そういうことなので、過去の実績の財務データを表で見たい人は、【銘柄分析の心得】にログインしてみてくださいね!
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油田関係の採油設備の総合メーカーで、ペトロチャイナやシノペックに製品を供給しています。
また、海外輸出にも積極的で、売上の4割が海外向けです。
需要はあるなか、しっかり投資した分、リターンを得ているかを見る必要がありますね。
①損益推移をみてみましょう。
売上、利益ともに順調に伸びていますね。
利益率が下落基調ですが、ここは理由を調べておかないといけないですね。
ここ5年間の売上成長率は、平均50%です。
②貸借推移をみてみましょう。
資産の側は、オレンジ色の棚卸資産、紫色の固定資産が増えています。
負債・資本の側は、青色の仕入債務、緑色の銀行借入、濃い青色の資本金が増えていますね。
資産の側は、調達した資本の運用しているものを表しています。
事業の拡大のために設備への投資や、スムーズに受注に対応できるよう在庫を増やす投資をおこなっていることがわかります。
負債資本の側は、調達してきた資金の種類を表しています。
高まる需要に対して、銀行借り入れを増やし、返済の約束がいらいない資本金を市場から調達してきているのがわかります。
③キャッシュフロー推移をみてみましょう。
表示が1年ずれているのでご注意ください。
まだ、2007年12月のキャッシュフローは発表されていません。
グラフで2007年12月に表示されているものは、2006年度のものなので注意してご覧ください。
損益ではどのどん利益を出していますが、キャッシュベースでは本業の儲けから将来の投資を差し引いたフリーキャッシュフロー(肌色の棒グラフ)がほとんどプラスになっていませんね。
足りない部分は、資金を調達してきているのが、財務キャッシュフローの棒グラフをみればわかります。
⑤キャッシュフローマップをみると、営業キャッシュフローは赤字ではありませんが、投資がどんどん増えて手許のキャッシュはのこっていないことがわかりますね。
まだ、成長段階ですね。
いつ投資よりも本業の儲けが多くなっていくのか見ていく必要がありますね。
⑥投下資本の調達と運用推移をみてみると、資金はしっかり効率良く使っていますが、有利子負債の調達が増えてきています(オレンジ色の部分)。石油の需要は安定して増加しており、本業の稼ぎもしっかりできているので、返済が約束された資金を調達するのは問題ないとおもいます。
⑧総コストに占める償却費の割合をみてみると、5%以下なので現状の設備投資レベルだと多少増加しても経費の増加に与える影響は小さいですね。
ここを見る理由は、設備投資の増減が営業利益率の増減にどのくらいインパクトを与えるのかみるためです。
⑨ROICツリー分析をみてみると、ずっと下がってきていますね。
現在は20%を切っています。
その原因は、投下資本回転率が落ちてきている点ですね。
3年前までは3回転前後あったのが、現在は1回転しかしていません。
これは、最近の設備投資の増加に売り上げの増加がついていってないからですね。
ここは、今後、売上が伸びていく事業に投資しているのかどうかみていかないと、将来の売上の伸びはわかりませんので調べるところになります。
2007年の決算が発表されていますが、キャッシュフロー計算ををみていみないと、キャッシュベースで本業の儲けが増えているかどうかわからないので何ともいえませんが、順調に本業の儲けがキャッシュベースで増えてきているなら、損益計算書の利益の信頼性もあがります。
ただ、時価総額が100億円前後と非常に小さい会社なので、投資の判断は自分の分析に自身がもてるまでやったほうがいいですね。
よく、メールでこの情報は儲かる情報なんですよねと聞かれることがありますが、そうではありませんのでご注意ください。
ランダムに企業をとりあげ、言葉で中国株の情報を仕入れることが困難であるけれども、それ以上に数字の分析をしっかりすればある程度リスクは回避でるポイントをお伝えしています。
そのために、ぱっと財務諸表をみてわかることや、ここはもっと調べないといけないなと感じるエッセンスをお伝えしています。
推奨銘柄情報が役にたたない点は、著者が読者の得たいリターンを考えないで情報を流している点です。
同じ企業でも得たいリターンが違えば、買う値段も異なります。
この会社の状況について知っている人いたら教えてね。
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