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中国株銘柄分析ドットコム > 中国株ざっくり決算書分析 > 中国中材(チャイナ・ナショナル・マテリアルズ、1893.HK)【決算書分析】

中国中材(チャイナ・ナショナル・マテリアルズ、1893.HK)中国中材(チャイナ・ナショナル・マテリアルズ、1893.HK)は、

セメント製造設備の設置、建設、機器設置サービス、ガラス繊維、セメント、微結晶アルミナセラミック、溶融石英セラミックの製造をする会社です。

中国中材の会社概要

企業銘柄コードは、1893.HK
主たる上場取引所は、香港メインボード(H株)
会社名は英語が、 China National Materials Co. Ltd.
同じく中国語名が、中国中材股分有限公司
同じく日本語名が、中材股分
同じく略式名が、中国中材
取引銀行は、China Construction Bank Corporation Xisi Sub-branch, Beijing Branch, Bank of Communications Co., Ltd. Sanyuan Sub-branch, Beijing Branch
監査法人は、PricewaterhouseCoopers

本社は、中国本土です。
会社サイトのURLはなし
決算期は、12月末です。

最低購入株数(単元株数)は、1,000株で、
最低購入必要額は、最低で5,280香港ドル必要です。(08年3月26日現在)
時価総額は、13、200百万香港ドルです。

中国のポータルサイトである中国株情報局の検索ランキングで上位にきているので分析しました。

これからざっくり過去業績分析をしていきます。このコンテンツは、グラフを多く使います。

ざっくり分析の目的は、企業に稼げる能力があるかどうかを見抜くために、
過去の業績を点ではなく、流れで見ていくことで、調べるポイントがどこなのか紹介するためです。

儲かる銘柄を紹介しているわけではないので、注意してくださいね。株価が高い銘柄も紹介していきますので。 

業績の流れをみるには、グラフでみるのが一番です。業績の流れを見ることで、この会社が成長しているのか、成長しなくなっているのか、財務の状況が健全なのか、そうでないのかがわかるようになりますよ。

中国株は、日本株に比べて我々、日本人がわかる情報はすくないので、情報が少ない分、業績データをしっかりみて投資判断するために詳細分析するに値する銘柄かどうかみていきましょう。

そういうことなので、過去の実績の財務データを表で見たい人は、【銘柄分析の心得】にログインしてみてくださいね

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チャイナ・ナショナル・マテリアルズの過去業績分析のポイント

2007年12月下旬に上場したばかりなので、過去の業績データが3年分しかありませんのでご注意くださいね。

①  損益推移をみてみると、売上、利益ともに伸びており、利益率も安定していますね。

粗利率(売上利益率)で15%、営業利益率で7%ぐらいですね。

② 貸借推移をみてみると、資産(運用)側では、紫色の有形固定資産の増え方が大きいですね。

また、負債資本(調達)側では、青色の仕入債務、緑色の銀行借り入れの増え方が大きいですね。

ここでみるかぎり、仕入れの支払いまでのサイトをのばすことで、資金負担を和らげ、またそれでも足りない分を銀行借入れで補い、投資にお金を回して工場など生産設備の増強をしてそうですね。

そんなところを細かく調べていけばいいですね。

③ キャッシュフロー推移をみてみると、毎年の本業の稼ぎ(青色の棒グラフ)よりも、投資(紫色の棒グラフ)のほうが大きく、本業の稼ぎから投資への支出を差し引いたフリーキャッシュフロー(肌色の棒グラフ)は、下向きのマイナスです。

利益が黒字でも、お金はずっと足りない状況が続いています。

そのために資金調達を銀行借入れでまかなっていることがわかりますね。

財務CF(水色の棒グラフ)が上向きになっていることは、資金調達関係で会社への流入が毎年あるということです。

⑥投下資本の調達と運用の推移をみてみると、調達額のうちオレンジ色の銀行借入れの部分の比率が大きいですね。

株主資本の4,5倍ぐらいありそうですね。

建設需要が安定してあると読んでいるのかしれませんが、かなりレバレッジを効かせて事業をしています。

運用側では、必要となる資金は固定資産(紫色の部分)ですね。

水色の運転資金は、ずっとマイナスです。

ということは、会社の事業が拡大しても、支払いよりも入金のほうが先行しているため、資金負担が少ないということですね。

資金負担が少なくていける理由も調べてみた方がいいですね。

⑨最後にROICツリー分析です。

以前は20%近くあったものが、10%を切っています。(青色の折れ線グラフ)

その原因は投下資本回転率をみればわかります。

2005年度までは運用資産に対して売り上げが4倍近く、つまり投下した資本で1年でその4倍の売上を上げていたのが、2006年度では2倍を切っています。

これは、設備投資のスピードに売り上げがあがるスピードが追いついていないということです。

収益性の指標であるNOPLAT(税引き前営業利益率)は、そんなにかわっていないですよね。

だいたい4,5%ぐらいです。

 

現在、この会社は積極的な投資をしていて、利益が黒字に関わらず、フリーキャッシュフローはマイナスです。

会社の規模が大きくなることによる、投資に必要なお金以外の日々の会社を運営するために必要な資金には問題ないので。

先行した投資に対する売上の伸びが今後期待できかどうか考えないといけないですね。

 

最後に、企業自体の稼ぐ能力(ROIC)はそれほど高くないので、人気につられて高値で買っちゃうと、長期で保有するにはそれほどリターンは得られなくなるので、いくらで買えば自分の得たいリターンになるのか計算できないといけないですね。

どんないい会社も高値で買っては意味がありません。

 

 よく、メールでこの情報は儲かる情報なんですよねと聞かれることがありますが、そうではありませんのでご注意ください。

ランダムに企業をとりあげ、言葉で中国株の情報を仕入れることが困難であるけれども、それ以上に数字の分析をしっかりすればある程度リスクは回避でるポイントをお伝えしています。

そのために、ぱっと財務諸表をみてわかることや、ここはもっと調べないといけないなと感じるエッセンスをお伝えしています。

推奨銘柄情報が役にたたない点は、著者が読者の得たいリターンを考えないで情報を流している点です。

同じ企業でも得たいリターンが違えば、買う値段も異なります。 

この会社の状況について知っている人いたら教えてね。

みんなでシェアしましょう。→問い合わせ先

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