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中国株銘柄分析ドットコム > 中国株ざっくり過去業績分析 > 【銘柄分析】華能国際電力(ファナン・パワー、0902.HK)

華能国際電力(ファナン・パワー、0902.HK)華能国際電力は、

発電事業、水力発電プロジェクトへの投資をすおこなう会社です。

ファナン・パワーの会社概要

企業銘柄コードは、0902.HK
主たる上場取引所は、香港メインボード(H株)
会社名は英語が、  Huaneng Power International, Inc.
同じく中国語名が、華能国際電力股分有限公司
同じく日本語名が、フアナン・パワー
同じく略式名が、華能国際電力股分
監査法人は、PricewaterhouseCoopers

本社は、中国本土です。
会社サイトのURLは、 http://www.hpi.com.cn
決算期は、12月末です。

最低購入株数(単元株数)は、2,000株で、
最低購入必要額は、最低で9,880香港ドル必要です。(08年3月27日現在)
時価総額は、59,554百万香港ドルです。
配当利回りは、5.67%
最新株価収益倍率(PER)は、10.171倍です。 

中国のポータルサイトである中国株情報局の検索ランキングで上位にきているので分析しました。

これからざっくり過去業績分析をしていきます。このコンテンツは、グラフを多く使います。

ざっくり分析の目的は、企業に稼げる能力があるかどうかを見抜くために、
過去の業績を点ではなく、流れで見ていくことで、調べるポイントがどこなのか紹介するためです。

儲かる銘柄を紹介しているわけではないので、注意してくださいね。株価が高い銘柄も紹介していきますので。 

業績の流れをみるには、グラフでみるのが一番です。業績の流れを見ることで、この会社が成長しているのか、成長しなくなっているのか、財務の状況が健全なのか、そうでないのかがわかるようになりますよ。

中国株は、日本株に比べて我々、日本人がわかる情報はすくないので、情報が少ない分、業績データをしっかりみて投資判断するために詳細分析するに値する銘柄かどうかみていきましょう。

過去の業績を見ても、毎年、黒字になったり、赤字になったりブレ幅が大きい会社というのは、いくら将来性があったとしても、なかなか信用することは難しいので、いい企業のなかから過去業績をみることでさらに信用できる企業はどこなのかを知るには過去業績分析はオススメです。 

そういうことなので、過去の実績の財務データを表で見たい人は、【銘柄分析の心得】にログインしてみてくださいね

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華能国際電力の過去業績分析
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①損益推移をみてみると、売上は順調に伸びています。

毎年平均20%成長しています。

しかし、利益は横ばいになっています。

その原因の一つは、営業利益率が5年前は30%あったものが、15%にまで下落しているからです。

中国では、電力の販売価格は国に統制されていると聞いてます。

昨今の燃料価格上昇にあわせて、電力の供給価格が上がっていないのではないでしょうか?

需要はあるのに、儲けは伸びない。

苦しいところです。

逆に考えると、価格の統制が開放されれば、利益が上昇する余地も大きいといえます。

しかし、中国国内の企業や個人の事情もあるわけですから、素直に価格の転嫁ができるとは思えません。

②貸借推移を見てみると、売上の伸びほどには、企業の資産は大きくなっていないのがわかります。

特に負債資本側(調達側)をみると、黄緑色の”その他剰余金”の増え方がいまいちですね。

先ほど説明した、過去の利益の増加するスピードが落ちてきています。

なんか、電力需要に応えるために、積極的に投資をして、固定資産はどんどん大きくなっていますが、なんとかやっていっているって感じですね。

③キャッシュフローの推移を見てみると、本業の儲けである営業キャッシュフローは黒字で安定していますがあまり増えてはいません。

しかし、紫色の投資キャッシュフローは、どんどん増加して2005年度からは、本業の儲けから投資を差し引いた結果である、フリーキャッシュフロー(肌色の部分)はずっと赤字です。

フリーキャッシュフローが赤字で資金が足りなくなる分、銀行借入れなどで資金を調達している様子が、水色の棒グラフである財務キャッシュフローをみればわかります。

⑥投下資本の調達と運用推移をみると、調達側の資金以上に、運用されています。

なんとかがんばって運用している姿勢が伺えます。

 

⑦EVAとROIC-WACCスプレッドをみてみると、市場が期待しているリターンに対して、事業から得られるリターンは年々下がってきています。

これがきちんと株価に反映されているかどうかは、将来業績分析をしていみないとわからないですね。

現状では、毎年、価値を破壊していっている状況です。

⑧総コストに占める償却費の割合をみてみると、総コストの2割ぐらいが設備投資することによって発生する減価償却費です。

⑨最後にROICツリー分析をみてみると、やはり毎年ROICが下がっています。

ROICとは、企業が調達した資金をつかって、事業に投資した結果、突っ込んだ資金に対して実際に得られるリターンが毎年何%あるのかを示しています。

5年前は13%ぐらいあったのが、いまでは6~8%です。

その原因の一つとして、投下資本回転率が若干下がり気味です。

会社が過去から投資している資産の額に対して、売上は毎年半分ぐらいしかあがっていないということで、資金回転の効率があまりよくないですね。

また、NOPLAT(税引後営業利益率)をみてみると、25%から15%にまで下がっています。

本業のキャッシュフローは安定していますが、電力需要による設備投資が先行しているのと、マーケットは広がっていわりに、インフレによる価格転嫁が国の政策のためにあまりできていないために、いまの段階では将来のキャッシュフローの成長性は予測することが難しいですね。

逆にいまが最悪の状況なので、今後の見通しが明るくなれば、投資するために分析したくなりそうな銘柄ですね。

見通しが明るくても、高い株価で買っては意味がありませんから、投資を検討する人はこの企業の現在の価値をだすことができなければいけませんよ。

 よく、メールでこの情報は儲かる情報なんですよねと聞かれることがありますが、そうではありませんのでご注意ください。

ランダムに企業をとりあげ、言葉で中国株の情報を仕入れることが困難であるけれども、それ以上に数字の分析をしっかりすればある程度リスクは回避でるポイントをお伝えしています。

そのために、ぱっと財務諸表をみてわかることや、ここはもっと調べないといけないなと感じるエッセンスをお伝えしています。

推奨銘柄情報が役にたたない点は、著者が読者の得たいリターンを考えないで情報を流している点です。

同じ企業でも得たいリターンが違えば、買う値段も異なります。

企業の文字情報だけでなく、その企業が自分が得たいリターンが得られるほどに十分安い値段かどうか見極めることができないと投資なんてできません。 

この会社の状況について知っている人いたら教えてね。

みんなでシェアしましょう。→問い合わせ先

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