天然ガスの販売したり、ガスパイプラインを敷いたり、不動産開発をしている会社です。
企業銘柄コードは、0384.HK
主たる上場取引所は、香港メインボード
会社名は英語が、 China Gas Holdings
同じく中国語名が、中国燃氣控股有限公司
同じく日本語名が、チャイナ・ガス・ホールディングス
同じく略式名が、中国燃気
業種は、ガスになり、
取引銀行は、Hang Seng Bank, Dah Sing Bank, Industrial and Commercial Bank of China
監査法人は、Deloitte Touche Tohmatsu
本社は、香港です。
会社サイトのURLは、http://www.chinagasholdings.com.hk
決算期は、3月末です。
最低購入株数(単元株数)は、2,000株で、
最低購入必要額は、最低で5,100香港ドル必要です。(08年2月21日現在)
時価総額は、7,895百万香港ドルで、
配当利回りは、0.48%です。
最新の株価収益倍率(PER)は、47倍です。
ガス業界って中国で成長産業なのでしょうか?
確かに損益はぐんぐん伸びている会社が多いですが、実際のところはどうなんでしょうか?
これからざっくり過去業績分析をしていきます。
このコンテンツは、グラフを多く使います。
ざっくり分析の目的は、企業に稼げる能力があるかどうかを見抜くために、
過去の業績を点ではなく、流れで見ていくことで、ポイントを見つける様を紹介するためです。
業績の流れをみるには、グラフでみるのが一番です。
そういうことなので、過去の実績の財務データを表で見たい人は、【銘柄分析の心得】にログインしてみてくださいね!
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①損益推移をみると、売上はここ5年間で毎年倍々で増えています。
売上利益(粗利)も37%前後、営業利益も20%と高いですね。
しかし、2004年から比べて10ポイントほど利益率が落ちているのが気になりますね。
石油の価格が影響しているのでしょうか?
②貸借推移を見てみると、会社全体の資産も順調に大きくなってきています。
有形固定資産(紫色)が増えているということは、投資をどんどんしているってことですね。
また、有利子負債(緑色)の金額もどんどん増えています。
事業の拡大にキャッシュが足りないから、有利子負債の調達をしないと間に合わないのでしょうか。
その割りに、剰余金(黄緑色)も結構増えています。
本業で稼いだキャッシュで投資していれば、お金を借りる必要はないのですが。。。
しかし、損益の増加以上に、貸借の剰余金の増えっぷりが著しいのでチェックしたほうがいいですね。
こういう場合は、香港証券取引所からアニュアルレポートをダウンロードしてみていかないといけないです。
それから、お金調達しているわりに、現金(赤色)が結構多いですね。
資金の効率的な運用ができていないかもしれません。
③キャッシュフローの推移をみると営業キャッシュフロー(青の棒グラフ)が小さいね。
営業キャッシュフローと、損益計算書の利益がほぼ一致します。
これをみれば設備投資のために、どんどん資金調達をしているのがわかりますね。
財務キャッシュフローが上に伸びているってことは、資金を投資家から集めている証拠です。
④設備投資額と減価償却費の推移をみると、設備投資の額が圧倒的に大きいですね。
これが貸借対照表の固定資産が大きくなっている原因ですね。
⑤キャッシュフローマップを見てみると、ここ5年間、営業キャッシュフローはあまり増えてません。
しかし、設備投資はどんどん増えている。
成長期といえますが、あまりキャッシュの回収が遅いと気をつけないといけないですね。
⑥投下資本の調達と運用の推移を見ると、調達したお金の6~8割は使われています。
調達資金は株主、有利子負債が半々ぐらいですね。
しかし、有利子負債がどんどん増えています。
また運用しているのも、ほとんど固定資産ですね。
⑦EVAとROIC-WACCスプレッドを見ました。
株主の資本コストは、これまで市場の平均は9.6%。
成長産業だからもっと厳しくみてもいいと思うけど、市場はこんな評価のようです。
そのため、この会社の事業から得るリターンはこれよりも少ないので、
スプレッドはどんどん拡大して2006年度では5%にまで広がっています。
意外と稼ぎ能力は小さいようですね。
⑧総コストに占める償却費の割合は10%です。
最近の設備投資が増えているため、経費に占める割合も伸びています。
⑨最後にROICツリーをみましょう。
ROICツリーとは、企業の投資家のリターンを正確に見るために一番参考になる指標です。
ROAやROEはそれだけで、参考にできる指標ではありません。
また企業の稼ぎ能力をみるROICを、分解したものがROICツリーで、これをみることでこの企業の儲ける力が収益性にあるのか、それとも効率性(すくない資金で事業をどれだけ大きく動かせているか?)にあるのか分析できます。
現在は5%程度ですね。
税引後営業利益率(NOPLAT)が30%から18%まで下がってきています。
原価率が60%にまで増えているので、ここを調べないといけないですね。
また投下資本回転率も、0.3回転とかなり低いですね。
投資した資金のと同じ売上を上げるのに3年はかかるということです。
ちなみに、ここで詳細に説明しているのは企業が調達した資金に対して、どのくらいの稼いでいるかについて分解して原因をみています。
この稼ぐ能力が長期的に株価に影響を及ぼしますが、あなたが稼ぐ能力とは別です。
株価は企業の将来性とは直接関係なくても日々動きますよね。
そのため高く買ってしまえば、ここで説明しているリターンさえ得られません。
あくまで妥当な価格で投資できたらの話です。
そのために、今の株価が高いかどうかを自分で把握できないといけません。
その方法はここでは説明していませんので、下のメール講座に参加してご覧になってくださいね。
ガスの会社って、確かに需要はあって拡大はしているけど、ガスを家庭まで引くまでの設備投資の負担が初期のころに多いような気がします。
全てのガス会社が、家庭にまで引くガス管への投資をしているとは限りませんが、どのような固定資産が必要なのかみていたほうがいいですね。
この会社の固定資産の状況について知っている人いたら教えてね。
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