ウォルマートを手本とした、スパーマーケット、コンビニエンスストア、ハイパーマーケットの運営及び管理をしている会社です。
前菫事長の個人的な不祥事の関連もあって、10ヶ月にわたって売買停止になっていたけど、9月20日から再開したんですね。
前菫事長の失脚で今後の会社運営に支障がでるといわれながらも、足元の経済環境にも支えられて安定した成長が期待されることから、株価はそんなに悪くなってないみたいですね。
では、財務的にどうかみていきましょう。
企業銘柄コードは、 8277.HK
主たる上場取引所は、香港GEM(H株)
会社名は英語が、 Wumart Stores, Inc.
同じく中国語名が、北京物美商業集団股分有限公司
同じく日本語名が、北京物美
同じく略式名が、ウーマート
業種は、アパレル・卸売・小売 等になり、
取引銀行は、Agricultural Bank of China, Industrial and Commercial Bank of China, China Merchants Bank等
監査法人は、Deloitte Touche Tohmatsu
本社は、中国です。
会社サイトのURLは、http://www.wumart.com
決算期は、毎年12月末です。
最低購入株数(単元株数)は、1,000株で、
最低購入必要額は、最低で7,360香港ドル必要です。
時価総額は、1,370億円で、
配当利回りは、年率0.93%です。
去年までの株価倍率指標は、上記の通りですが、現在は年初よりも株価が若干あがっています。
現在の株価収益倍率(PER)も来期の一株あたり利益(EPS、市場予想)を考慮すると、30倍前後になります。
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ROICは、最近は30%代ですね。
この会社は小売業で利益率がそれほど高くありませんから、どれだけ早く資金を回収して、それを次の出店にまわしていくかが企業価値拡大の鍵になりますね。
最近こそ設備投資の金額がどんどん増えてきたので、投資した資本の回収のスピード(売上高投下資本回転率)が2桁から一桁に落ちてきていますが、それでも投資している資本の7、8倍の売上げをあげています。
収益性については、NOPLAT(ノプラット、税引後売上高営業利益率)が6%台で安定しています。
いま前菫事長の失脚で、彼のこれまでの功績や手腕が現在の経営陣になければ、収益性は落ちていくとも言われています。
というのは、共産党での人脈もつかって、出店する店舗の賃借における有利な交渉、法律に違反しないすれすれの最低賃金による雇用、販売リベートなどさまざまな部分で低価格で販売するための低コストを実現してきましたがこの部分が維持できないのではとささやかれています。
この会社は、小売業ですから、会社の運営が起動にのると日々の資金繰りが楽なんですね。
商品を販売する顧客には、販売即現金でお金を回収し、仕入れ業者には後で支払うため売上げが伸びるほど資金があまってきます。
そのため、調達した資本の運用率も現在は、35%ぐらいですね。
そのため、本業で運用されている運用資産を投下資本にした、その事業の運用リターン(ROIC)は30%代ですが、実質投資家が受けるリターンは、10%台になります。
EVA(経済的付加価値の創造)は、投資家の資本コストが10%(これくらいリターンがなければ投資したくないと投資家がおもう利回り)とすると、2005年あたりから価値を生み出してきています。
営業キャッシュフローは、ずっと黒字を維持しており、去年は過去5年間で最大を記録しています。
しかし、毎年それ以上の設備投資をしているので、過去4年間は営業キャッシュフローから投資キャッシュフローをさしひいた、投資家が自由に使えるキャッシュとみなすフリーキャッシュフローはずっと赤字ですね。出店攻勢がとまるまでは赤字は解消されないでしょうね。
損益計算書をみても、毎年売上げ利益ともに伸びています。
営業利益率が6%台を維持できているかが、注目点ですね。
貸借対照表を見ると、出店を増やしているから、どんどん資産が増えていますね。
また仕入債務(支払のつけ)の増加のほうが、売上債権・棚卸資産(未回収債権や店の在庫)よりもはるかに多いですね。小売業の特徴です。
あとは、出店するための資金をどのようにやりくりするかですね。本業が生むキャッシュ以上の投資をしていかなければならないときに、銀行などの債権者からの借入れでできればいいですが、有償増資など新たに資金調達をすることになれば、既存の株主が得るリターンが減る可能性が高まるので、株価は下がる可能性が高まりますね。
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