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中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)は、

環境森林事業を行っている。

裏口上場(経営体力の衰えた上場会社を買収)の形態を取る同社は、買い取った金威集団という企業の既存事業(紡績部門)を売却しながら、オーナーサイドが保有する森林事業(北京萬富春森林有限公司)の注入を進めることで事業を拡大してきた。今後は、パルプ供給専業企業として完全変貌目指しているようです。

 同社のビジネス・モデルは、まず、国有企業や集体企業(地方の半官半民企業)が所有する林業用の土地使用権を取得。

その上で、(1)原生の樹木を材木・パルプ原料として売却する、(2)特許取得済みの遺伝子組み換え技術で品種改良したヌルデ(カチノキ:桑科のアジア原生植物)を生育販売する――というものだ。

遺伝子を組み換えたカチノキは、他の樹木より生育が早く土壌改善に貢献する上、パルプ原料としても高い評価を得ている。通常生育するのに6-7年かかるところ、1年で5メートルほど成長し伐採できるという。

1回の植林で、その後8-10年ほどは毎年伐採が可能だという。

また、同社が注力する林業は、今や中国で非常にホットなテーマだ。

木材は海外出荷の花形製品で注目度が上昇しているほか、パルプ原料として国内需要も急増中。

パルプは原材料の分野で、すでに原油、鉄鉱石に次ぐ最大の輸入品目(金額ベース)となっている。

 こうした状況を受けて、中国政府は第11次5カ年計画でパルプ供給拡大を優先課題に掲げた。

その一環として、2001年から2015年の期間に総額718億元の予算を振り分けながら、4000社を上回る国有・集体企業の改革を進めている。1兆円ほどの予算が振り分けられるのね!

国有・集体企業の土地使用権を取得するのが同社事業の前提にあることは既に述べたが、政府がこうした払い下げを後押しする中、同社は毎月のように中国各地で利用権の取得(意向書の締結を含む)を発表している。

取得した土地利用権は、06年3月では38万ムーの面積だったのが、07年3月100万ムー、07年9月現在240万ムーで今後2年以内に1,000万ムーにする予定です。

土地の払い下げ代金が07年400元/ムー、08年600元/ムーかかるとすると、今後2,3年間で60億元の支払いが発生することになります。

また、生産計画も前年度決算では17万立方メートルから08年には50万立方メートルと3倍に拡大する計画をもっている。

中国全体の紙使用量については、現在の世界第2位の5,000トンにもなります。(日本は第3位で3,000トン)

2010年には7,000トンにもなるといわれ、この業界は年率13~14%の成長を続けている。

一人当たり使用量でみれば、日本の年間250kgに対して、中国は29kgである。

企業銘柄コードは、 0910.HK

主たる上場取引所は、香港メインボード

会社名は英語が、 China Grand Forestry Resources Group Ltd.

同じく中国語名が、中国林大資源集団有限公司

同じく日本語名が、中国林大

同じく略式名が、チャイナ・グランド・フォレスト

業種は、林業になり、

取引銀行は、Bank of China (Hong Kong) Ltd., Bank of China, Chiyu Banking Corporation Ltd. 等

監査法人は、RSM Nelson Wheeler

本社は、香港です。

会社サイトのURLは、なし?なんで!

決算期は、毎翌年3月末です。

最低購入株数(単元株数)は、2,000株で、

最低購入必要額は、最低で4,920ドル必要です。

時価総額は、1,822億円で、

配当利回りは、年率0%です。

 中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)

去年までの株価倍率指標は、上記の通りですが、現在は年初よりも株価が2倍以上になっているので、徐々に割高になってきています。

現在は、PERは8倍ぐらいまであがっています。

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中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)

前年のROICの成長がすごいですね。

それは、下記のNOPLATをみてもお分かりのように、利益が大きかったことです。

中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)

アニュアルレポートなど見ていると、去年の営業利益16億香港ドルのうち、11億ドルはバイオロジカル資産の評価益です。

要するに、将来キャッシュを得る可能性の高い価値ある資産なので事前に利益を先取りしたということです。

これがなければ、ROICは11~12%だとおもいます。

つまり、本業からのリターンは通常11~12%だということです。

中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)

キャッシュフローは、16億もなく5億香港ドルしかありませんよね。

ですから、バイオロジカル資産の価値が本当なのか説明を書いている部分がないか探したのですが、アニュアルレポートからは読取れませんでした。

普通、資産性のないものは評価を落として、損益計算書に損として確定させることは良くやりますが、その逆をやることは会計の保守性の原則からは外れると思うのですが、やるからにはそれなりの理由があるんでしょうね。

あと、投下資本回転率は下がっていますが、直近の決算と、それ以前の決算とでは業態が違うので気にしなくてもいいですね。

中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)

調達資本の運用率は、調達した分すぐ使っているようですね。

貸借対照表をみても、

中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)

そんなに余らせてはいませんね。

しかし、バイオロジカル資産の評価を上げたたから、この会社の株主資本が増えた理由がありありとわかりますね。

しかし、これはいずれバイオ技術で生育された桑の木が木材やパルプで販売されるようになった時点で償却が始まると思います。

その時からが、本当の利益率が見えてくるのではないでしょうか?

今は、アニュアルレポートを読む限り、償却は始まっていないように思えます。

中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)

当然EVAも直近は大幅プラスになっています。

中国林大(チャイナ・グランド・フォレスト、0910.HK)

損益計算書です。売上げより利益が多いなんて笑ってしまいます。

来年もバイオロジカル資産の評価上げるのかな?

今回、いろいろ調べましたが、バイオロジカル資産の内容や、評価を上げた理由がよくわかりませんでした。

キャッシュの増減を伴わない見かけ上の利益が出るということは、いつかはその逆の処理をしないといけません。

そこが気になりました。

でも、この会社のビジネスは、本当に環境改善に貢献するのかはちょっと疑問に思いました。

草木のない山林に桑を植えて森林面積を増やすことはすばらしいことです。

でも、毎年発育した木を伐採すると、森林はなくなる。

また苗木からスタート。

ということは、年間で成長した木が存在することはないから、1年で5メーターぐらい伸びるといっても、実際に山林として例えば二酸化炭素減少に貢献している期間は、多く見ても年間のうち半年しかないんじゃないのかな?

また、この森林は木を切り倒した直後も山林としてカウントされるのだろうか?

とにかく、草木のないところに果敢に進出して、開発されているならすばらしいことですね。

もっといろいろ知っている人いたら教えてね。問い合わせ先

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