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最近の本土からの香港株直接投資の試験的導入により、注目を集めている香港株式市場を運営している会社です。
今回の処置によって、香港株の取引が増加すると予想されることから、取引システムの強化にも乗り出しているようですね。
これにより、取引システムの最大処理能力は1日あたり400万件に向上する見通しです。
既に280万件に引き上げる投資6,500万香港ドルも承認されていることから、合計7,800万香港ドルの投資が実行されるようですね。
現在の処理能力は150万件で、このところの処理量は90万件あまりだそうです。
最大処理能力を最大処理量の3倍に定めていることから、当面、130万件あまりの処理量になると予測して投資をしているのでしょうかね!
現在の1.5倍かー!
香港証券取引所のニュースは、内藤証券の中国マーケット情報で銘柄コードを入れれば検索できます。
この会社は、1999年に設立され、2000年に上場しています。
英語名は、Hong kong exchanges and clearring ltd
中国名は、香港交易及結算所有限公司
略式名は、HKEX
日本名は、香港交易所
監査法人は、PricewaterhouseCoopersです。
本社は、香港にあります。
決算期は、12月
最低購入株数は、500株で、
現在最低購入必要資金は、67千香港ドル必要です。
約90万円ですね。
現在の時価総額は、2兆2,647億円です。
既に株価は非常に高い水準にあり、今後10年間で毎年25%成長したとしても、現在の株価で購入すれば年平均10%程度のリターンしか得られません。
しかし、今後香港市場の拡大は続くでしょうから、業績のぶれは少ないとおもいます。
株価倍率評価をみてみると、2006年度末で
税引後営業利益倍率、PERともに35倍
PBRは、17倍となっています。
既に株価は、06年度末に比べ1.5倍ほど上昇しています。
では、どの程度リターンを生み出しているのかROIC(税引後投下資本営業利益率)を見てみましょう。
135.3%?
んー、おかしい?
この財務分析の欄に表示してある、ROICは分母が資産サイドから計算した投下資本で算出しています。
どういうことかというと、実際にこの会社が調達した資金(株主資本と有利子負債)から、実際に本業の利益を生み出すために運用されている資産だけを抜き出しています。
会社が調達した資金は、貸借対照表(ビーエス、BS)の右側をみればわかります。
そして、主に左側にその運用されている状態がわかります。
この会社のビジネスモデルの収益の割りに、金が掛からないビジネスをしています。
設備投資は、証券取引システムへのシステム投資だけ、あと事業の運営に必要な運転資金は、貸借対照表の運転資金をみればわかります。
マイナスなので、支払いを遅らせて早く回収している状態が続いています。
株式売買の仲介をする証券会社や銀行からの売買手数料をもらうほうが、この会社の運営するコストの支払いよりも早く行えていることがわかります。
経済的付加価値分析をみればわかるように、
負債サイドで算出した、現在調達した投下資本は53億香港ドルに対して、
運用サイドでは、19億香港ドルしか本業に投下されていないことになります。
その差、34億香港ドルのうち、貸借対照表をみればわかるように22香港ドルは現金で保有しています。
こういう場合の、ROICは負債サイドで計算した投下資本を元にみないといけません。
同じく、経済的付加価値分析の負債サイドで計算したROICは、
直近の決算では48%と高い数字になっています。
証券市場での売買手数料収入からのキャッシュフローで、追加の投資は出来る状態なので、
(キャッシュフロー計算書の営業キャッシュフローと、投資キャッシュフローに注目)
新たに追加の資金調達は現在のところ必要なく、
投下資本の増えるペースよりも、営業収入の増加のペースのほうが速いのでROICもどんどん向上してるんですね。
買いたいけど、なかなか変えない銘柄ですね。
早く大事件がおこってほしい。
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