企業(株式)を売るときに注意することとして、企業(株式)の売却をすることによって、あなたは売る以前よりお金持ちになるわけではないということです。
これは中国株を買う投資家にも当てはまります。
企業オーナーであれば、わかるとおもいます。
企業オーナーは、企業を売ることと、企業を築くことができます。
企業を築くとは、学習過程を通じて企業を成長させることであり、企業オーナーの生涯にわたる独創的な努力の結果でもあり、その企業オーナーの人格と存在意義を構成しています。
また、企業を売ることは、1回限りで、売った後気づいた過ちは取り戻せません。
すばらしい経営をしているのであるなら、売らないで保有していれば成長していく企業の価値を盾に、買い手に臆することなく交渉することができます。
そう考えてみると、企業(株式)を売るということは自ら運営・保有している対象の将来の価値を、ただ単に現金に置き換えることに過ぎません。
といいたいところですが、過去売却する企業を取得した価格と売却した価格に差があり、会計上利益が出ているとするなら税金が掛かり、価値に相当する価格よりも少ない現金しか実際得られないですね。
企業を売却しなければ得られた毎年の企業の価値向上部分は、今後は得ることができなくなります。
そうすると、売却した企業オーナーは売却することで置き換えた現金をより理解していない企業などの投資対象へ投資する検討をしなければなりません。
企業(株式)を売却するときは、あなたの人格と存在意義を構成するものを手放すわけですから、相当な決意が本来必要なはずであることがわかりますね。
また、企業(株式)を買う側にしても、得たい収益が得られる企業を探し投資するわけですから、誰よりもその企業に対して理解している人に経営は続けて欲しいはずです。
全経営権を売却するオーナー企業であるなら、その経営者には何か事情や問題があるかもしれません。
それを回避する方法として、最も優れているのは、今の経営陣が残ってそのまま経営を続けることです。
親会社として、連結で税金コストを考慮し、必要な分だけ持分を取得し、残りはオーナーやその家族に保有させることです。
バフェットは言っています。
「最も良い業績をあげるために、我々は子会社に口出しはせず、被買収企業の経営手法に我々が合わせることです。我々が関与するのは、資本配分、経営者の選択、そして経営者の報酬を決めることだけです。」
バフェットは、企業を買う前に被買収企業の経営者の能力を評価し、そのもとでの企業の価値を適正に判断して取得しているわけですから、自分たちが口出しすることは自分が行った価値評価を否定していることになります。
バフェットの経営手法は、われわれ個人株主の立場と同じ感覚で会社を運営しているんですね!
金融的謀略企業が借金をして経営しながら、好機で売却益を狙うために買収する手法や、類似した事業を行っていると思っている企業が自分たちの経営手法を押しつける手法を実行するために企業を買う時の価格っていうのは、本質的に適正な価値判断をしているのかよくわからないですね!
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-M.A.様(中国北京)
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