中国株銘柄分析ドットコム

「価値」と「価格」の違いに気づかなければ、どんなにがんばって中国株へ投資しても成功しません。

価格の動きにとらわれず、 「支払った価格以上の価値を手に入れることができるか」という視点で、投資をおこなっていれば、成功するチャンスは格段に高まります。

消費活動での価値と価格の違い

「価値と価格の違いを認識すること」って、難しいと思うかもしれません。

しかし、普段の日常生活でなにげなく使って生活してますよね!
スーパーで野菜や果物を選ぶ場合、どれでも100円と書いてあれば.、品質がよくて、おいしそうだと思うものを選びますよね。

綺麗な形にこだわる人は、形はよくても小さいものを選ぶ場合があります。
そして、大きさにこだわれば、形は悪くても大きなものを選ぶ場合もあるでしょう。

同じ価格でも、人によって求める価値によって選ばれるものは違ってきます。
人はこのように同じ価格ならば, 価値の高いものを選ぼうとする本能があります。

これがまさしく 「価値と価格の違いを認識すること」なのです。

株式投資における価値と価格の違い

株式投資においても、この原則は同じです。

それぞれの価格(=株価)は、刻一刻と変化します。
失敗する投資家は、大抵、この時間経過で変わる「株価(価格)」の変動だけを追いかけてしまいがちです。

どんな大きさで、どれくらいのおいしく、新鮮な野菜や果物なのかという 価値の部分については、株式投資になってしまうと忘れている人が多いのです。

レストランで食事するとき、物を買う消費活動をするとき、ただ価格だけを比較してから、買う対象を選んでませんよね?

それから、株式投資で利益をあげるためには、 「妥当な価値よりも安く買うこと」が大事になってきます。
必要条件であって、絶対条件ではありませんが。。

価値(株主の価値)と価格(株式時価総額)の差を人よりも早く見抜くゲームとも言えます。
そのためには、投資する対象の企業の真の価値が見出せなければなりません。

これをマネーゲームという人もいます。
しかし、商売というものは、仕入れたものに何らかの加工を施して、高く売ることで、利ざやを稼ぎ、それによって継続的に商売が成りたたせます。

つまり、商売の真髄は 仕入れの値段(価値)と販売価格に「差」を見出すことにあります。

「株式投資で一儲けすることはけしからん」という人は、商売そのものも否定しまっていることになります。

価値と価格の差が生まれる理由

じゃあ、次に知りたくなるのは、なぜ株式市場において価値(株主価値)と価格(株式時価総額)の差が生じるのかということと、どうしたら、またいつになったら価値と価格の差は解消されるのかということになります。

最初に、価値と価格の差が生まれる理由は2つです。

そもそも、市場に参加する人は価値と価格の違いがわからない人とわかる人両方います。
また、企業の価値とは将来生み出すであろうキャッシュフローが源泉になります。

企業の将来を予測することは非常に難しく、これまた人によって結果が全く違ってきます。
同じ企業の価値でも、人によって異なった評価がされます。

そして、多くの人が企業の本当の価値をまったく見抜けていない企業の場合、株式市場で割安・割高に放置される可能性が高まります。

一部の人だけが、その企業の真の価値を早く見抜くことによって、割安な株に投資し、情報格差が解消された時点で売却すれば利益を得ることができます。

株式市場は合理性よりも感情に基づいて動くことによって、価値(株主価値)と価格(株式時価総額)に差が生じます。

特に大型株の業績の下方修正のニュースが流れ、株価の大幅な下落があったときなどすごいですね!
合理性ではなく「不安」という感情にもとづいて多くの人が、直接関係ない株式も売却するという行動をとることもあるため、実際の価値よりも株価が安くなって放置される可能性が高まります。

しかし、 投資家の不安という感情は、企業の価値とは何ら関係もありません。
こんなときに、価値を見抜いて投資すれば、当然大きな利益を得る可能性が高まります。

価値と価格の差が解消する理由

価値と価格の差があるとするなら、 株価はいつになったら企業の本来の価値に近づくのか? という疑問がわきます。

株価は、短期的には相場のムードや企業の人気によって上下しますが、中長期的には株主価値に向かいます。

それは、言ってしまえば株式市場はなんとなく効率的なものだからです。

たとえば、毎年利回りが3%確実に儲けることができるA株式と、毎年の利回りが確実に6%儲けることができるB株式しか、この世になかったらどうしますか?

当然、B株式を買う人が殺到し、また、これまでA株を持っていた人も売却して、B株式に乗り換えようとするでしょう。
すると、A株式の株価は下がり、B株式の株価が上がり始めます。

そして、結局、A株式とB株式が3~6%の間で同じ利回りになる価格まで売買が繰り返されていくでしょう。

このように、株式市場では、一部の合理的な投資家によって、 最終的に価値(株主価値)と価格(株式時価総額)が一致するまで売買が繰り返されます。

その結果、すべてのものの価格調整が働き、価値(株主価値)と価格(株式時価総額)のギャップの解消が行われます。

価格(株式時価総額)と価値(株主価値)の差は遅かれ少なかれ解消されるのです。

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