「中国株へ投資は、自国の株式株式市場へ投資するリスクとは別に、違うリスクも存在していることに注意する必要があります」と一般的に言われます。
それは、大きく4点あります。
しかし、本当に中国株の中でも優れた企業の本来の価値(個々の実力)に、これらのことは直接影響してくるのでしょうか?
短期で考えれば、市場全体の影響が個々の企業の現在の価格には影響することもあります。
しかし、その企業の本来の価値にはどうでしょう?
本当に業績には影響するようなリスクなのでしょうか?
そんなことでものやサービスが売れなくなるのでしょうか?
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では、もう少し細かくみていきましょう。
外国人が売買できる上海や深センのB株市場は、市場規模が小さく、銘柄ごとの取引量に格差があります。
売買したいときにできなかったり、値段がつかないときもあります。
A株や香港のメインボード市場では、既にかなりの規模の市場なので、そういった心配をする銘柄は多くありません。
よって、「まずは香港のメインボードで投資する企業の分析をはじめてみるのがお勧めです。」とよく言わます。
しかし、保有する企業の本来の価値がわかって、ご自分が得たい収益以上の成長を遂げる確信を得ることができていたとしたら、
わざわざ流動性が低いからといって、とっとと売っちゃうのがいいのでしょうか?
毎年20%の収益を得たいと考える人が、ほっとけば毎年30%以上の成長を遂げる銘柄をもっていたとしたら。。。。
売らなければ、現実には損は確定しませんよね。
投資する対象が本来どのくらいの価値なのかわかるスキルがあれば、取引の流動性なんて考える必要もありません。
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中国株式市場には、日本の株式市場のストップ安のような一時的に取引を停止させる仕組みはありません。
そのため株価は下落し始めると、市場に任せ落ち着くところまで止まりません。
よって「リスクの高い成長株への投資は注意が必要です。」というのが一般論です。
しかし、もし自分が企業の本来の価値がわかっていたとしたら。。。。
企業の本来の価値がわかる投資家にとっては、
株価が大幅に下がるときというのは、超割安でほしかった中国株を手に入れることが出来るめったにない大チャンスになります。
市場が大混乱したときに、そのように気分でいられたら楽しいですよね。
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中国株への投資は、自分の国内の法令に基づく投資家保護処置の適用外となります。
中国には自国の証券取引とは異なるルールがありますし、更に予告もなしに変更されることがあります。
「政治不安や金融不安など中国株のカントリーリスクについても押さえておくべきです。」とよく説明をうけます。
中国でも、日本でも、優れた企業は、優れた企業です。
投資家の立場から優れた企業というのは、
自分が将来得たい収益に見合う価値を継続的に高めることのできる企業です。
企業がつぶれたり、犯罪に手を染める企業以外は、自分が株を売ってしまう以外に、無理やり自分の投資の損益が確定させられる事件なんておきやしません。
それは中国株の企業でも同じことです。
また、これからの中国経済は、他の国との協力なしに成り立ちませんよね。
社会主義の国であっても、海外の企業や投資家を無視した政策を、中国政府が単独で実施することは不可能です。
これからの社会は経済と人間関係がより重要視される社会になります。
企業と個人が中心になる社会です。政府が主導権を握ることはできません。
こんな時代だからこそ、株式投資する企業の価値ぐらいはわかるようになっていたいですよね。
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流通株式は、A株やB株、H株など実際に株式市場で流通している株式です。
非流通株式は、国有株や法人株など最終的には国に代表される期間が保有する権益で、市場に流通することはこれまであまりありませんでした。
流通株式と非流通株式の割合は、中国本土株式市場全体で4対6、或いは3対7ともされています。
流通株式の方だけが相場の状況によって、株価が変動するといういびつなシステムになっています。
また、中国政府という圧倒的な株主が存在していることで、
コーポレートガバナンスが実質機能せず、中小株主の権利(議決権)が保証されていません。
われわれ外国人に株主総会の依頼も、営業報告なる書類もおくられてくることはありません。
このような一般投資家が圧倒的に不利な状況を改善するため、 中国政府は非流通株式を市場に放出する検討や、一部の企業の株式の放出が始まっています。
しかし、莫大な非流通株式が一気に放出されると、既存の流通株式およびその権益者=市場の中小株主に莫大な衝撃を与えることになります。
市場に流通する株式が急激に増えた場合、市場に参加する投資家は急激には増えません。
よって、一時的に買う量よりも、売られる株式の量のほうが増えるため、株価は下落する可能性が高くなります。
中国政府もこのことについては認識しており、段階的に非流通株を株式市場に流通させる計画を発表しています。
これまで説明した一般論は、
短期的な価格変動に対するリスクについての話ばかりであることにお気づきですか?
価値についての影響は、あまり語られることはありません。
では、これらのリスクは企業の価値に直接影響するのでしょうか?
影響しないのであれば、その企業の価値自体変化しませんよね!
そのため、非流通株の開放で株価が下落するようなときがあれば、割安で買いたい企業の株を購入できるまたとないチャンスですよね。
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